Bonjour 皆さん!
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フランス買い付けに向けて日本を出発しました。出発日当日の東京の天気予報は大雪。首都圏の交通が大混乱する可能性があるとの報道もありましたが、幸いなことに雪ではなく雨になり無事定刻に飛び立つことができました。
今回のフライトは珍しく羽田発でした。実は現在の姿の羽田空港を利用するのは初めてです。もちろんはるか昔、成田が開港する前は何度も羽田を利用していますよ、そういうお歳ですので。成田に出発前にどうしても泊まりたいお気に入りのホテルがあるのと、国内線を利用することがめったにないため、羽田とはかなり疎遠になっていたのです。
出発ロビー(の上階)は和風イメージで統一されていて、思っていた以上にいい雰囲気。
伝統的な日本文化を感じることができ、素敵です。いつも思うのですが、観光立国を目指すのであれば、日本は「外国人が期待する」日本像をさらに海外にアピールするべきなのではないでしょうか。
渋谷のスクランブル交差点や秋葉原のメイドカフェも悪くはないのですが、「観光」という面でストライクゾーンど真ん中では無いような気がします。フランス人もそうですが、アメリカのドラマなどを見ていても、あちらの人が日本と聞いて連想するのは「ZEN」、「SAMURAI」、「MAIKO-SAN」、「NINJA」なのです。あとは「JUDO」、「KAMIKAZE」ですかね、このあたりは観光に結び付きにくいかもしれませんが。
例えば私もパリに行くならラ・デファンスのような再開発された高層ビル街ではなく(厳密にはパリ市内ではありませんが)、歴史を感じることができる古い建物・路地のある場所に行きたいです。皆さんも同様だと思います。
観光は外貨稼ぎの商売でしかありませんので、「先進国なんだぞ」とアピールしたい気持ちは卒業して、ビジネスに徹した方が良いのではないでしょうか。
今回もパリは素通りです。CDG空港で国内線に乗り換え、闇の迫る美しい夕焼けを見ながら一路マルセイユに向かいます。
機内でふと前を見ると、座席の隙間から何度か日本のTVニュースで見たことのある絵が目に飛び込んできました。イスラム教徒の反発を招く風刺画を掲載したパリの新聞社にテロリストが乱入し、多数の死者が出た「シャルリー・エブド襲撃事件」に関するものです。それまでは遠い世界の出来事でしかなかった事件が突然身近なものになり、フランスに来たことを実感!
マルセイユ到着後、空港から車で10分くらいの宿に一泊し、翌朝近くのレンタカー営業所でバンをピックアップ。
今回のお供はなんとメルセデスです!少しでも積載容量を増やすためにロングタイプにしました。
Sprinterの一番長いやつです。とにかく経験の無い長さです。車高や車幅がこれまで乗っていたバンとさほど変わらないためつい長さを忘れて曲がってしまい、イメージをはるかに超える内輪差に圧倒されます。
ということで、まだ感覚のつかめていない初日に早速こすってしまいました、OMG! ちなみに写真に写っている側面のキズは既存のもので、私は逆側の側面にさらに大きく長いキズをたっぷりつけてしまったのです(汗)キズなど車にダメージを与えた場合に借主が負担する修理代には上限があるのですが、恐らくその上限の金額を請求されるものと思われます、やれやれ円安だし。
冒頭でお伝えした通り日本では雪を免れましたが、到着日前日に南仏で雪が降り、本日も少量ながら積雪している場所がありました。
これまで何度も冬のプロヴァンスを訪れていますが、雪を目にしたのは初めて。現在大きなアスファルト道路は積雪していませんが、もちろん冬タイヤではありませんので、陽の当たらない裏道などはまだまだ要注意です。
早速本日から買い付けを開始します!
Raphaël