フランスに到着しました。
いよいよフランスアンティークの買い付けがスタートします!
今回は向かい風が強くパリCharles de Gaulle空港到着が30分ほど遅くなりましたが、マルセイユ便への乗り継ぎ待ちが5時間ほどあり、走って空港内を移動するようなこともありません。
深夜到着のため、空港内のお店は全てクローズ。奥様がいつも楽しみにしているLaduréeのサロン・ド・テでお茶と軽食、といった優雅な時間つぶしはできません。空港ロビーの硬い椅子でひたすら時間待ちするしかないのですが、エールフランスから朝食パックのようなものを配っていただきました。日本→パリ→マルセイユの乗継はこれまで何度も経験していますが、軽食が配られたのは初めてのことです。
クロワッサンやリンゴジュース、ベリーのビスケットなど。機内で食事をとってからさほど時間がたっていないため食欲はありませんでしたが、フランスらしいセレクションに気分がウキウキしてきました。
長い待ち時間ののち、国内線に乗りマルセイユ・プロヴァンス空港に到着。マルセイユという名はついていますが、空港はマルセイユからかなり離れているMarignaneという町にあります。
到着後、空港で受け取ったスーツケースの角が驚くほどつぶれていました!幸い中の荷物は全く傷んでいませんでしたが、スーツケースにこれほどのダメージがあったのは初めての体験です。かなり高いところから落としでもしない限りここまでの状態にすることはできないでしょう。。。(後日談:日本に戻ってからエールフランスに申告し、無償で綺麗に修復していただきました)
空港敷地内のレンタカー店ではバンなどの大きな車を借りることができませんので、タクシーで隣町のレンタカー店まで移動。滞在期間が長く買い付け回数が多いため、前回に続きコンパクトなバンにしました。
日本ではオートマ車を運転していますので、マニュアル車を運転するのは久しぶりです。交通ルールも日本とは異なりますので、最初の数時間は「右側通行、右側通行」と頭の中で何度も言い聞かせながら、フランスでのひやひやドライブがスタートします。
一ヶ月間お世話になる相棒です、これからお世話になります。
最初に向かったのはCastorama、フランスではポピュラーなチェーンのホームセンターです。仕入れた商品はコンテナ積み込み前にプロの方に梱包していただきますが、倉庫までの運搬途中や一時保管時に必要な最低限の梱包資材などを購入します。
ホームセンターにもお国事情があり、品揃えが日本とはかなり異なります。
フランス人は、日本ではなかなか個人の方が手を付けないようなかなりハードな改装・改築などもDIYで対応することが多いです。このような文化的背景から、日本ではプロ向けのショップでしか販売していないようなハイスペックな壁材、床材などのラインナップが豊富で、目を楽しませてくれます。
いつものように必要な買い物を済ませ、早々に出発!
味気ない写真が続きましたので、移動中に撮影した南仏の写真を何枚か。
何か所か知り合いのところに立ち寄り、午後遅くに滞在場所に到着しました。コンドミニアムのオーナーはオランダ人の女性の方で、この建物の2Fに一人で住んでいらっしゃいます。私達は1F部分をお借りして帰国まで滞在する予定です。
オランダ人はとても背が高いことで有名です(世界一)。ささっとググったところ、平均身長は女性が約170センチ、男性が約184センチだそうです。室内の家具はみなオランダ人仕様で、ダイニングの椅子に座ると、足が床につきません。ちなみに、私も奥様も身長170cmです。
今回もVentoux山がよく見えるロケーションです。ちなみにオーナーのお嬢様はAOC Ventouxのワイナリーを経営されている方とご結婚されているとのことでした。
逆方向には、可愛らしい街並みも見えます。シンプルな教会の鐘楼がとても素敵です。部屋の窓からもこの街を見ることができますので、これから買い付けの疲れを癒してくれる存在になりそうです。
それではまた時間を見つけてアップします、à bientôt !