プロヴァンスにお別れ

Bonjour 皆さん!

そろそろ帰国いたします。

今回は普段よりも短いフランス買い付けでしたが、おかげ様で最重要課題を完遂させることができました。最重要課題とは、もちろんアンティークフェアーで購入した荷物を運んでもらうポーター探し。背景は「アンティーク買い付け – 2月版」でご確認いただけます。

ポーター探しの結果を簡単にお伝えしますと、個人ではなく法人にお願いすることになりました。コストはやや高くなりますが、安定性とスピード(人数)を考慮してのことです。再来月のフランス買い付けで早速対応いただく予定です。

今回買い付けのトピックをもう一つ。大物家具の仕入れは少なかったのですが、美しく細密なアンティークレースをたくさん買い付けることができました。プロヴァンスに在住するレースディーラーの知り合いも増えましたので、今後アンティークレースは非常に豊富な品揃えの中からお選びいただけることになりそうです。レースファンの皆様、お楽しみに!

このまま終わるのも寂しいので、今回のプロヴァンス生活で気になったアイテムや出来事をいくつかご紹介してからお別れしましょう。

スタートはとあるスーパーで見かけた日本のカップラーメン。

フランスのスーパーで売られていた日清のカップラーメン

日清のカップヌードルです。フランスの製品名は”Nouilles Japonaises”(ジャパニーズ・ヌードル)。

フレーバーは”Saveur Boeuf Sukiyaki”「すき焼きビーフ味」と”Crevettes Hamayaki”「浜焼きシュリンプ」です。いずれも日本では販売されていないフレーバーですね。サイト「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」によれば、フランスでは他にも「照り焼きチキン」「まろやかカレー」「ピリ辛ベジタブル」「わさび」などが販売されています。

カップヌードルはもちろんフランス以外の国でも販売されています。アメリカやドイツのフレーバーは「チキン」「ビーフ」「シュリンプ」などシンプルなもの。それに比べて中国はなんとも食欲をそそるフレーバーが並んでいます。「五香風味ビーフ」「日本風とんこつ」「XO醤シーフード」「クリームマッシュルームチキン」などなど。うーん、食べてみたい!

フランスも中国も世界に名だたる料理大国です。カップヌードルの味付けでも、食文化の成熟度が垣間見えるものですね。

日本のカップヌードルがスーパーで大々的に陳列されていて嬉しくなったのですが、横に並んでいた”BANZAI NOODLE”とやらを見て、上がっていたテンションはだだ下がり。

プロヴァンスのスーパーで売られていたカップ麺、BANZAI NOODLE

一つ目の”O”のイラスト、いただけませんなぁ。このような表現が許されている理由がわかりません。ネーミングもイマイチ。

気を取り直して次に行きましょう!その個性的な外見で思わず買ってしまったチーズです。

中央にコルク栓のある"Au Bouchon"チーズ

チーズの名前は”Au Bouchon”。”Bouchon”はコルク栓という意味です。特徴そのまんま。なんとチーズの中央にコルク栓が鎮座しております。

牛乳を原料とする低温殺菌系チーズですので、あのカマンベールと同じジャンルになりますね。フォアグラの産地として有名なペリゴールで作られています。熟成中に自重で中央部分がへこまないようにコルク栓を入れているとのこと。

食べた印象はかなりさっぱり系。私の好みは熟成臭のする濃密な味わいのものなので、少し物足りなく感じました。あくまで私個人の感想です。購入してすぐに食べたので熟成不足だっただけなのかもしれません。

食べ物から離れて、そろそろ目が喜ぶものにしましょう。

広場に出店していたプロヴァンスの移動花屋さん。自転車とリヤカーの上に素敵な花やグリーンが置かれている。

小さな町の小さな広場で見かけた小さな花屋さん。一応屋根らしきものはかかっていましたが、ディスプレイ台は自転車や荷車ですので、移動花屋さんなのかもしれません。

頭に浮かんだのはパリで見たグリーン自転車。一時期話題になり、日本でも何度か紹介されたことのある素敵な緑の自転車です。自転車と植物は絵的に相性が良いのでしょう。

パリの店先で見かけた苔むした自転車

まだ紙面?に余裕がありそうなので、もう一ついきます。

フランスの古い建物はエレベーターが設置されていなことが多く、設置されている場合でも多くは二人乗ればぎゅうぎゅうの小さなもの。

問題は引っ越しです。階段は狭いですし、二人乗りのエレベーターでは、大きな家具を運搬することができません。そうなると家具を出し入れできる場所は窓だけ。フランスに行かれたことのある方は、建物にはしごがかかっているシーンに遭遇したことがあるかもしれません。

フランスには引っ越し専用のはしご車というものがあります。電動で上下する平台がはしごに付いていて、その台の上に家具などを載せて上げ下ろしするのです。

フランス人には「引っ越しでは家具を窓から出し入れする」という習慣というか思い込みというか固定観念がありますので、大きな階段があっても、2階くらいであれば窓から外にいる人間に投げたり手渡したりすることがあります。

電動はしごを使用する場合でも、家具を養生したり固定したりせず、ただ平台の上に置くだけ。とにかく適当です。雑です。まさに何事もアバウトで適当なフランスらしいやり方。

フランス人は本当に適当。よくまあこれで飛行機を飛ばしたり原発を運用したりできるものだと不思議に感じるのは私だけではないでしょう。私はバリバリA型性格ですので、自分に半分フランス人の血が流れているということも不思議でなりません(汗)

熱くなって前置きが長くなってしまいました。本題はこの10分の1くらいです、すみません。

ある日プロヴァンスのリル・シュル・ラ・ソルグという町で見かけた風景。3階の部屋で出た廃材を運び出しているようです。

建物の3階からの荷物運びだし風景。フランス。

まあそりゃ人間が担いで運ぶより楽でしょうし、これでも投げ捨てるよりはマシというか文明的なんでしょうけれど。。。各国それぞれお国の流儀があるということで。

帰国前日はプロヴァンスの空が思いっきり美しい夕焼けで別れを惜しんでくれました。ありがとう、また来ます!

プロヴァンスの滞在先から見えた美しい夕焼け

それではまたお会いしましょう!

Raphaël 

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